ユーザー車検

2005.夏
たまたま運が良いことに有効期限の1ヶ月前までに長期休暇(お盆休み)があったので、自分でやる余裕がありました。
ユーザー車検・・・一見「難しい」と思う方もいるかもしれませんが、意外と簡単です。

1.事前の準備
@車両の整備
 最低限の整備は実施しておきましょう。
 ・各部のネジの緩み
 ・ライト、ウインカー、ホーンの点検
 ・オイル等の漏れ、汚れの清掃
 ・タイヤの空気圧
 ・メーターのkm/h表示、シフトパターンの記入(必要に応じて)
     
 ・光軸の調整 ←これが一番大変
  私のやった調整方法はライトを壁に当ててやりました。
   1)周りが暗い所(時間)の壁に、タイヤを押し当てハイビームの状態での光軸高さにマーキングする。
    この時センタースタンドではなくサイドスタンドにかませ物をして、ほぼ垂直状態にする事が重要である。
   2)5m後ろに下がり(事前に計っておくこと)、壁に写った光軸の下がりが
    上記マーキング高さの95%以内(約5cm)になるように調整する。
     
A書類
 ・自動車検査証(車検証)
 ・自動車税納税証明書(本年度のもの)
 ・点検整備記録簿
  これは自作しました。
    必要であれば落として使ってください。Excel pdf

〈当日準備〉
 ・自動車検査票
    

 ・自動車重量税納付書
    

 ・継続検査申請書
    

 ・自賠責保険 
  
B予約
  ユーザー車検の予約はテレホンサービスで行います。(今回 四日市の車検場で予約)
  
2.当日
予約したラウンドの1時間ほど前に行き、上記書類を準備します。
判らない時は何でも聞きましょう。優しく教えてくれるでしょう・・・
@書類提出
  上記書類を窓口に提出し、指示をもらいます。

A検査
  指示された検査コースに向かい順番を待ちます。
  この時余分な荷物(ヘルメットなど)は適当なところにおいて置くと楽でしょう。
  書類はバインダーなどに挟み、バラバラにならないようにすると良いです。
  (私はそのバインダーをリアシートに乗っけて検査を受けました。)
  

 1)検査員による書類チェック
 2) 〃 保安部品(ウインカー、ブレーキランプ、ホーン等)のチェック
  この時、リアランプ(Z1の場合)のリフレクターが無い事に気付かれた(私は知っていた・・・)
  検査員:「ん〜まずいね ここにリフレクターがなかった?」
  私   :「いやーこれ純正ですけどね〜 ほらKOITOって書いてあるでしょ!」
  検査員:「でもだめだよ 外さなかった?」
  私   :「貼り付けるリフレクター持ってるので、これ貼ります。これでいい?」
  検査員:「OK」
  
 3)ラインに入り、まずブレーキテスト。ローラーにフロントタイヤをのせ、
  指示板の指示にあわせブレーキを握ったりはなしたりします。
  次にリアタイヤを同ローラーにのせ同様に検査を行います。
  (結構不安定になりがちなので立ちゴケしないように注意です)
  終わったら指示に従い前進し、横のボックスに検査証をつっこみスタンプを押す。
 4)最後に光軸検査 多分ここが二輪車の難関と言えるでしょう・・
  指示板の指示にあわせ所定の位置まで前進します。(ヘッドライトが線の上にくるようにかな)
  ヘッドライトを点灯させハイビームにします(事前につけておくと良い)。
  横から機械が出てきて光軸を?探しながら計測します。
  この時不合格なら指示板に「×」合格なら「○」がつきます。
  今回は1回だけ「×」をもらい左右の調整が必要となりました。
  いったん外に出て調整のネジを2回転ほどまわして、再度ラインに入り合格。
  (この時の検査は不合格だった光軸だけになります。)
  ここで、古めのバイクは光量が足りない事があるので、アクセルを吹かし気味に検査を受けると良い。
  私は、H.I.Dに交換してあるので何の心配もありませんでしたが・・・
  (当日、別のZ1が検査を受けていましたが、光軸は何度も不合格で近くのテスター屋に走り、
  更に吹かして光量確保にがんばっていました)
  
 5)すべてが合格なら、最後に検査官の詰めている小屋に行き、
  書類を提出し合格印をもらいます。
  私はこの時、整備記録の提出を求められました。(|| ゚Д゚) 
  (たぶんメータのマイル数が少なかったため確認したと思う・・)

B書類一式を持ち支局の窓口に提出し、新しい車検証と標章をもらいすべて終了。

なお、車検場によっては上記項目以外にスピードメーターのチェック等、
他の項目があるところもあります。
3.標章の張替え
  古い標章をドライヤーであぶり丁寧にはがしていく。
  新しい標章を貼り完了です。
    
4.費用
@自賠責保険(24ヶ月):19,620円
A重量税:5,000円
B手数料:1,400円
C用紙代:数円(忘れた・・)
以上  安いものです。 
あっリフレクターが300円くらいだった。もうどっかいちゃったけど・・
2007.夏
今年の夏は暑かった・・・
またお盆休み中にユーザー車検を受けましたが、雨と暑さで大変でした。
前回と異なる点は、インターネットによる予約ができるようになりました。
結構使い勝手は良いようです。
2009.8
今年のお盆休みは台風や猛暑で日程調整が大変でした。
前回と異なる点を含め記載します。

1.事前の準備
@車両の整備
 ・ライト、ウインカー、ホーンの点検
 ・オイル等の漏れ、汚れの清掃
 ・シフトパターンの記入
 ・テールランプカバーの交換
  

 ・光軸の調整
 平成20年9月より検査コースへの入場回数が3回に制限されました。
 つまり光軸のやり直しに余裕がなくなったのです。
 今年は光軸の調整を入念に行いました。

  調整方法はこれまでと一緒でライトを壁に当ててやりました。
   1)周りが暗い所(時間)の壁に、タイヤを当てハイビームの状態での光軸高さにマーキングする。
    この時センタースタンドではなくサイドスタンドにかませ物をして、ほぼ垂直状態にする事が重要である。
    また、私の場合は調整時と車検本番時共にシートには座らず、またいだ状態で行っております。
 
   2)5m後ろに下がり(事前に計っておくこと)、壁に写った光軸の下がりが
    上記マーキング高さの95%以内(約5cm)になるように調整する。
    今年から、同時に左右の調整も行いました。センターから約10cm(マーキングは9cm)以内になるように
    調整します。
  適当だけどこんな感じ・・・

A書類の準備
 ・自動車検査証(車検証)
 ・自動車税納税証明書(本年度のもの)
 ・点検整備記録簿
2.当日
@書類の購入と手数料等の支払い
 ・自動車検査票(購入と必要事項の記入)
 ・自動車重量税納付書(購入と必要事項の記入)
 ・継続検査申請書(購入と必要事項の記入)
 ・自賠責保険
 各種書類の書式が若干異なっておりました・・
A検査
  書類はまとめてバインダーにはさみ、リアシートに乗っけて検査を受けました。
 1)検査員による書類チェックと各所のチェック(フレ番、ウインカー、ライト、ブレーキ等)
  今回はハンドルの幅を計られました。ノーマルなのにね・・
 2)ラインに入り、ブレーキテスト。フロント→リアの順番に行います。
  終わったら横のボックスに検査証を入れスタンプを押す。
 3)光軸検査、指示板の指示にあわせ所定の位置まで前進します。
  ヘッドライトを点灯させハイビームにします。
  機械が自動に動き検査します。一番緊張する時です・・
  今回は、事前の調整が良かったせいか、一発合格でした。
 

3.費用
 @自賠責保険(24ヶ月):13,400円
 A重量税:5,000円
 B手数料:1,700円
 C用紙代:35円