シリンダーヘッドカバーガスケット・カムプラグ交換 2

2006.9
2号車のカムプラグからオイルのにじみがあったため
シリンダーヘッドカバーガスケット、プラグ交換実施。

ヘッドカバーG/K(\3,000) PMC製
プラグ(\1,350)PMC製
液体ガスケット:キタコ(黒)
ヘッドカバー取り付けネジをはずし、プラハン等で
やさしくたたきカバーを取り外します。
この際、ヘッドカバーがフレームとトップアイドラーとで
干渉しやすいため、知恵の輪状態で取り外します。
取り外した状態。
こちらも中空カムシャフトが装着されています・・
シリンダーヘッドとカバーの接合面の清掃
私の場合、ガスケットの固着はスクレーパーで除去し
オイルストーンと耐水ペーパー(オイルを塗り磨きます)
で接合面を清掃します。
オイル漏れの防止のため、丁寧に・・・
今回は、ヘッドカバー側にガスケットが固着していました。
上記と同様丁寧に清掃します。
接合面をクリーナー等で十分脱脂し、カムカバープラグに
液体ガスケットを塗布して設置します。
(内側に垂れない程度にたっぷりと)
ガスケットを接合面に設置しますが、
私の場合、オイル漏れを確実に防止したかったため、
シリンダーヘッドの接合面及びガスケット両面に
液体ガスケットを薄めに塗布しました。

レースなどで頻繁にシリンダー類を取り外す場合、
ガスケットの固着防止のため、ガスケットにオイルを
塗布する場合があります。
ケースバイケースで処置してください。
ヘッドカバー側の接合面にも液体ガスケットを
薄めに塗布しました。

次ぎに取り外す時は掃除に苦労しますが・・
ヘッドカバーを取り付け、ネジを締め付けていきます。
この時、トルク管理に気を付けないと相手がアルミなので
ネジ山を簡単になめちゃいますよ・・

私はトルクレンチを持っていないので、感ですが・・ 
(締め付けトルク:1.2kg-m)
これも邪道かもしれませんが、液体ガスケットが十分
固まった後(数日後)、エンジンを温めた(試走を行ったりして)
状態で、再度ネジを締めこみます。
(キュッ って締まる程度です・・・)

これで、カムカバー付近からのオイル漏れも解消!!