点火系交換 2

2005.3
2004.7それは突然やってきた・・・
京都方面へツーリング中、体感的になにか嫌な感じがした。
ガス欠のような挙動。 ボボッ・・ボボッ・・
しかしガス欠ではない。もしやフューエルラインに詰まりでもあったのか?
すぐにコックを疑った。歩道にバイクを止めコックをばらす。
確かにフィルター部に若干の汚れが見られたが、真の原因とは思えない・・・
再度、エンジンをかけ走り出した。
やはりガス欠のような挙動。
ついにその時がやってきた・・ エンジンが停止・・・
ヒューズが飛んだ時のように プッツリと・・・

歩道に止め、まずはヒューズの確認をした。
やはり切れていた。ただし切れていたのはメインのそれではなく、
イグニッションスタビライザーのヒューズである。
予備のヒューズに変えてみるが、セルを回すたびに切れてしまう。
点火系をたどってみると、ダイナコイルから黄色い液が垂れていた。
こっこれは・・・ 
再び京都でエンジンがかかることはなかった。
(ちなみに妻に軽トラで迎えに来てもらいました・・・(´・ω・`)ショボーン)

原因はダイナSのショートとコイルのパンクでした。

ダイナの故障はこれで2回目になるので、ダイナに対する不安はいつもありました。
このため、今回純正のフルトラに変更する事としました。


ダイナSの取り外し

ポイントカバーを外します。

ダイナS、スパークアドバンサーを取り外します。
KAWASAKI純正フルトラの取り付け

Z1000MK2(A3)のものらしい純正のフルトラを
中古ではあるが手に入れた。
イグナイタがあるだけでなぜか安心できるのは
私だけだろうか・・・
取付けは、いたって簡単。
スパークアドバンサーを取り付け、
ピックアップのベースプレートを仮止めします。
まあ、付くようにしか付かないので・・・
配線はピックアップとイグナイタ間はカプラにより接続。
イグナイタからコイルに黒、緑の同色配線に接続。
赤はイグニッションスタビライザーを介し接続。
黒・黄はアースとして処理します。


さてここで問題・・・
イグナイタが大きすぎて、取り付けるところがない。
右側のサイドカバー内も配線であふれているし。
左側は・・・H.ID.のイグナイタ類があふれてる。
ん〜 (´(・)`)クマッタ・・

なんとか取り付きそうな箇所を発見!
工具入れ?の横っちょに付きそうである。

取り付けるためにベースプレートを作製し、
それに合わせ、工具入れに2箇所穴を開けた。

無理くり取り付けたような感がするが
良しとしたい!

点火時期は・・・・
イグナイタがあることにより、ダイナSを取り付けた時のような
調整は不可となった。

また、純正ピックアップのベースプレートの調整幅は狭く
妥協を誘う物であった・・・
このため適当に点火時期を調整してしまったことは
内緒の話にしておきたい。
 純正フルトラの信頼性については、今後走行を重ね評価していきたいと思う。