キャブレター整備4

2012.5
JN(ジェットニードル)の交換・クリップの段数変更する。
キャブの脱着は整備3を参照

まずトップカバーを取り外し、ガスケットの損傷も確認しておく。
スロットルと連動しているシャフトとの固定ボルトを外すため、
ゆるみ止めのカシメがありますので、マイナスドライバーなどで
起こしておきます。
固定ボルトを取り外します。
スロットルバルブがフリーになるので、吸気側から指をいれ
少し持ち上げます。
スロットルバルブとレバーとが接続されているボルトを2本外し、固定を解除します。
レバーを引き抜きます。
邪魔なのでくるっと反転させておきます。
また吸気側から指をいれスロットルバルブを持ち上げ
上からひっぱり出します。
ジェットニードルは刺さっているだけなので
スロットルバルブを逆さにすると落ちてきます。

JNを落としたりしないように注意してください。
ジェットニードルとサークリップです。
サークリップの形状からわかるように
外すときは写真のようにJNを床面に押しつけます。
パチンっと外れると思います。

飛んでいく事はないかと思いますが
注意してください。
JNとサークリップです。

JNには5段の溝がありますが
写真で右側にすると薄く
左側にすると濃くなります。
今回は上から3段目から4段目に変更しております。

サークリップを取り付けるときは取り外すときと逆に
サークリップの割れ側を上にして
JNを床面に押し付けます。

パチンと音がして?溝にはまります。

取り付いているかサークリップを少し回してみて確認してください。

たまにはまっておらず、取れることがあります・・
スロットルバルブにJNを差込み、キャブレターに入れ込みます。

バルブの横に溝がありますのでキャブ側のピンと合うように入れ込みます。
あとは外したときと逆に作業をすれば終わりです。

カシメを忘れないようにね・・